(知事)
よろしくお願いします。
私の方から今日は 2 点、報告をさせていただきます。
1 点目は青島航空による静岡− 青 島 線の新規就航についてでございます。
この度、中国 山 東 省 青 島 市に本社がある 青 島 航空が、令和 7 年 7 月 17 日木曜日から、富士山静岡空港と 青 島 膠 東 国際空港を結ぶ新規路線の就航を決定をいたしました。
本路線は富士山静岡空港の開港以来、初めての就航であり、運航は毎週木曜日、
週 1 往復となります。 山 東 省にある 泰 山 は富士山と友好山提携を締結しており、 青 島 市にある 青 島 港は清水港と友好港湾提携を締結しているなど、本県と様々な交流を行っている地域でございます。
この新規就航を契機として、他の中国路線とも合わせ、巨大なインバウンド市場であります中国からの観光客等の取り込みを促進し、本県経済の活性化に繋げてまいります。
あわせて静岡県民の皆様にも本路線をご利用いただき、 山 東 省を訪れていただきたいと思います。今後も引き続き、富士山静岡空港株式会社や富士山静岡空港利用促進協議会等と連携し、県議会の御協力もいただくなどオール静岡で国際線をはじめとする路線の充実に取り組んでまいります。
1 点目は以上でございます。
2 点目は静岡茶のブランド力の強化についてでございます。
静岡県は茶の生産に関し、その長い歴史や高い品質が知られている一方、世界から見ると静岡茶はブランドとしては、まだまだ認知度が低い状況にあります。このため静岡茶をグローバルに通用するブランドにするためのプロジェクトを立ち上げることといたしました。
その第一歩として、先日、静岡茶統一ブランド総合プロデュースに係るプロポーザルを行った結果、日本を代表するクリエイターの佐藤可士和氏を総合プロデューサーに選定をいたしました。
佐藤氏には、世界から高い評価を得ているプロデュース力を静岡茶統一ブランドの構築においても、遺憾なく発揮していただけるものと大いに期待をしております。
また、静岡県茶業会議所などの関係団体をはじめ、茶生産者、茶商などの事業者、行政などをメンバーとし、茶業界と地域が一体となって、本プロジェクトを推進してまいります。
7 月 4 日の本プロジェクトキックオフミーティングを皮切りに、静岡茶統一ブランド戦略および行動計画の策定等を行い、今後世界に通用する静岡茶ブランドの確立を目指してまいります。
あわせて静岡茶を世界に向けて発信し、グローバルブランドとしての静岡茶の需要拡大に繋げてまいります。
私からの発表は以上でございます。
(幹事社)
幹事社の中日新聞です。ただいまの知事の発表についてちょっと幹事社から質問させていただきます。
新規就航ですがこれ海外路線の新規就航いつ以来になるんでしょうか。
また、今回の新規就航に向けて県としてどのような働きかけを行ってきたのか教えてください。
(知事)
それでは担当課の方からご説明をさせていただきます。
(空港振興課長)
空港振興課の西垣です。
新規就航いつ以来かちょっと今調べますので、また追ってご連絡させていただきたいと思います。
青島航空に関しましてはですね運営権者の富士山静岡空港株式会社とともに継続的に働きかけを行ってまいりました。
その結果が今回の新規就航に結びついたものと思っております。
以上です。 |